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平成29年あけましておめでとうございます


みなさん

あけましておめでとうございます。

少し遅い気がしますが

年始の1回目なので、やはりご挨拶は

あけましておめでとうございます。ではじめさせて頂きます。

さて、年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか?

十分にリラックスリフレッシュされた方はよかったですね!

親戚がたくさんきて対応で大変だったという主婦の方も多いかもしれませんね。

またスキーや旅行に行って楽しかったけど、疲れたわという方も多そうですね。

僕個人的には例年通り親戚まわりのみ!のお正月でした。

医療機関情報としては

今年の年末年始はインフルエンザの方が多かったようです。

吹田市の休日診療所では受診された方のうち150人程がインフルエンザだったとか。

くすのき薬局でも5日以降、毎日の様にインフルエンザの方が来局されています。

ぶるぶる震えていらっしゃる方から、熱があるので念のため検査したら

陽性だったという比較的元気そうな方まで様々です。

お薬としてはイナビル吸入薬という1回の吸入で服薬終わりというお薬が

近年は処方される事が多いです。

(実際には1回の吸入ではなく、4~8回吸入の作業は必要なのですが、一気に連続で吸い切り、

薬物治療としてはそれで終わりなので1回と表現しています)

他の抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザの様に

5日間服用を続けなくていいので楽であり

服用忘れもなく

勝手な服用中止もない(症状が治まると飲まないくなる方が多いようで、その場合十分にウィルスを抑えれていないのでさらにまわりの人に感染していくという事態になります)

という事でほとんどの方は処方されるのは、このイナビル吸入となっています。

しかし、

ここで非常に重要な事があります。

喘息などの治療で使われる吸入のお薬全般にいえることですが

吸入薬はどんなに薬品が素晴らしいお薬であっても

正しく吸えていなければ意味がない!!!

という事です。

どんなにすばらしい薬でも患部に届かなければ意味がないという事ですね。

特に1回の服薬で終了してしまうイナビルは正しく吸入できるかどうかが

非常に重要になってきます。

くすのき薬局では患者さんに対して

イナビルの吸入所作をまず薬剤師が詳しく解説しながら実演して

一度イメージをつかんでもらってから

実薬を患者さんにその場で吸入して頂く様にしています。

もちろん、インフルエンザにより非常に体調が悪いのは承知していますが

それでも可能な限り薬局内で吸入してもらってます。

なぜならば・・・・そう

正しく吸入できなければ効果も何もあったものではないからですね。

あとは、帰宅して水をがぶがぶ飲んで寝る!汗をかく!を繰り返すのみです。

あ、枕元には着替えやタオルを用意しておくのを忘れないようにしてください。

ちなみに、

どうしても自宅で吸いたい!!

人前で吸うのは恥ずかしい!!!

うまくできるか心配!!(だからこそ薬局で吸入してほしいんですが…)

また、咳がひどくて今は吸入できない!寒気がひどくてはやく帰りたい!落ち着いてから

自宅で吸いたいという方には、(実際はこのケースが多いですね)

薬剤師がさらに一層力を入れて実演し細かい注意点まで伝えて

帰宅してもってますので、

自宅で吸入したい!という方もご安心ください。

それでは、皆さん

インフルエンザにかからないように十分気を付けてお過ごし頂くと共に

急な高熱や関節痛、首背部通などありましたら

すぐにご近所の医療機関を受診される事をお勧めします。


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